ダイハツ、中国で新型多目的乗用車「セニア」を販売

ダイハツ工業株式会社は、中国の第一汽車集団傘下の一汽吉林汽車と共同で、新型多目的乗用車「セニア」の販売を中国にて開始した。

「セニア」(森雅/XENIA)

「セニア」はインドネシアを中心に好評を博しているダイハツのグローバル戦略車。今回、これを中国市場向けに改良し、小型多目的乗用車として発売する。最新の3SZ型1.5L(リッター)可変バルブタイミング機構付きエンジン、および1.3Lエンジンが用意される。7人乗り3列シート(1.5L/1.3L)のほか、5人乗り2列シート(1.3L)バージョンも設定されている。「セニア」は中文で「森雅」英文で「XENIA」と表記される。

生産は吉林汽車において行ない、販売についても中国全土の吉林汽車の販売網をベースに独自のダイハツ販売網を新たに構築。「DAIHATSU(大発)」ブランドでの初の本格的な販売となる。価格は69,800元～98,800元(約105万円～148万円)、目標販売台数は年間30,000台としている。現在のところ、日本での販売の予定はない。