ノルウェーのOperaは6月19日(現地時間)、携帯電話やPDA等の小型機器向けのWebブラウザ「Opera Mini 4」のベータ版の提供を開始した。新版では拡大機能など、任天堂Wiiで採用された機能の一部が取り込まれている。ベータ版を試用したいユーザーは、手持ちの携帯電話のWAPブラウザからURLに「mini.opera.com/beta」を入力することでダウンロードページへとアクセスできる。
Opera Mini 4 betaでは、ブラウザがページを読み込んだ段階で自動的に記事の先頭を探し出し、カーソルの枠を合わせる。選択した領域は最適なサイズで拡大され、数字キーによるスムーズな高速スクロールやズームイン/ズームアウトが可能。またバーチャルカーソルが用意され、スクロール操作だけでなく、リンク等を自動的に発見して指し示す。ほかにも数字キーからのコンテキストメニューの呼び出しなど、ショートカット機能が強化されている。
Opera Mini betaのページでは、最新版ベータの機能デモのほか、iPhoneとの比較を行ったジョークビデオなども用意されている。