フィンランドNokiaは18日、HSDPAをサポートした3G端末「Nokia 6121 classic」を発表した。高速データ伝送技術のHSDPAに対応しつつ、価格はミッドレンジに抑えた。予想価格は260ユーロ(税抜)で、欧州地区など主要市場で今年第3四半期に提供を開始する。
6121 classicは、GSM/W-CDMAおよび、W-CDMAの高速パケット伝送技術HSDPAをサポートしたスマートフォン。同端末でHSDPAを利用した際の最高下りデータ転送速度は3.6Mbpsという。
インタフェースには自社技術「S60 3.1Edition」を採用した。サイズは105×46×15mm、重さは89g。microSDカードスロットを持ち、最大2GBまで記憶領域を拡張可能。バッテリ持続時間は、スタンバイ状態で230時間(W-CDMA利用時)、最高通話時間は2.4時間(W-CDMA利用時)。
MP3、M4A、eAAC+、WMAに対応したメディアプレイヤーを内蔵、Visual Radio、FMラジオも利用できる。添付ファイル電子メールのやり取りが可能で、ブラウジング、ダウンロード、PCとの同期も容易に行えるという。
4倍デジタルズームに対応した2メガピクセルカメラを背面に内蔵、フラッシュ撮影、パノラマモードでの撮影も可能という。正面にもカメラを搭載し、TV通話を利用できる。ディスプレイは2インチQVGA(240×320)。