22日に発売される"BRAVIAケータイ"「SO903iTV」

NTTドコモは18日、FOMA携帯電話の新製品「SO903iTV」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)を22日より販売開始すると発表した。ワンセグ受信機能を搭載し、愛称は「BRAVIAケータイ」とされている。1月に開発が発表されていた製品で、既発表の903iシリーズとしては最後の発売となる。

約3インチワイド(240×432ドット)の液晶ディスプレイとワンセグチューナーを搭載し、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」で培われた高画質化技術を投入した。ソニーおよびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが共同開発した「モバイルBRAVIAエンジン」によってコントラスト補正や輪郭強調を行い、高コントラストでメリハリのある映像を表示するという。液晶パネルはソニー製の新開発製品を採用し、NTSC比約90%(同社従来製品比約150%)という高い色再現性を実現した。

軸をずらした独特の構造のヒンジを採用したことで、ディスプレイ部分を裏返すと斜めに自立するボディとなっており、ワンセグ放送を見やすい角度で横置きすることができる。また、充電しながらワンセグ放送を楽しめる「横向き卓上ホルダ」が別売りのオプションとして用意される。カラーバリエーションはブリリアントレッド、メタルブラック、ピュアホワイトの3色。

ディスプレイ部分を裏返すとキー部分と位置が少しずれる構造になっており、ワンセグの見やすい角度で自立できる

寸法 111×50×19.9mm
重量 約138g
連続待受時間 約590時間(静止時)/約450時間(移動時)
連続通話時間 約160分
連続テレビ電話時間 約90分
メイン画面 約3インチワイド(240×432) 半透過型TFT液晶 262,144色
サブ画面 約1.1インチ(128×36) 有機EL 1色
カメラ メイン:有効約200万画素CMOS(AF対応)
サブ:有効約11万画素CMOS
外部メモリ microSDカード