「Movie Archiver」

ジャングルは7月5日、HDD内の動画を自動的に圧縮 & バックアップするツール「Movie Archiver」を発売する。価格は10,290円。

Movie Archiverは、複数の動画を高画質かつ低ビットレートのビデオファイルへ一括変換し、自動的に圧縮とバックアップを行う。操作は簡単で、あらかじめ設定しておいたフォルダに動画を保存するだけで、フォルダ監視機能により自動的に変換を開始する。Windows VistaロープライオリティI/Oに対応し、バックグラウンドタスクとして変換するため、ユーザーが変換していることを意識することなくバックアップが完了する。

データの変換出力設定は、用途を選択するだけで最適なプロファイルが自動選択されるため、動画に関する知識がなくても設定できる。上級者向けに、詳細な出力設定も可能となっている。また、複数のプロジェクトを設けることで用途別の変換も行える。

対応するデータおよび入力形式は、DVD-Video / MPEG-2 / AVI(インストールされているコーデックに依存) / WMV。バックアップ用フォーマットは、DivX / DMF(DivX Media File Format) / MPEG-2トランスコード / MPEG-4 / MPEG-4AVC(H.264) / WMV、無変換(圧縮なしバックアップ、分割バックアップ)。

出力可能なディスクは、DVD-R/RW / DVD-RAM / DVD+R/RW。バックアップ方式として、すべてバックアップか差分バックアップかを選択できる。また出力先は、フォルダ以外にも、ローカルHDD / 外付けHDD / 外部メモリといった外部メディアを指定できる。

動作環境は、OSがWindows 2000 / XP / Vista、CPUがPentium III 1.0GHz相当以上(Pentium4 2.0GHz以上推奨)、メモリが512MB以上(1.0GB以上推奨)など。インストール時にHDDの空き容量が300MB以上(2GB以上推奨)が必要となる。