Appleは14日(米国時間)、11日に配布開始したWebブラウザの最新版「Safari Beta 3.0.1 for Windows」を、アップデートツール「Apple Software Update」経由で公開した。AppleのWebサイトからダウンロードできるインストーラも、すでに最新版の3.0.1に置き換えられている。

今回のアップデートは、Windows版Safariの公開直後から相次いで発見された脆弱性の修復が目的。フランスのセキュリティ対策機関FrSIRTが報告した脆弱性は、任意のコードが実行される可能性があるという危険度「高」に分類されるもので、早急な対策が必要。ほかにも、メモリの読み取り時のエラーを原因とした脆弱性と、JavaScriptオブジェクトの処理にまつわる脆弱性の2点が、アップデートの適用により解消される。