ユニデンは地上デジタルチューナーを搭載した19V型のハイビジョン液晶テレビ「TL19TX1」を発表した。発売は7月25日、予約開始は7月10日で、価格は4万6,800円。また、同時に42V型と37V型のフルハイビジョン液晶パネルを搭載したアナログチューナー内蔵液晶テレビ「TL42AZ1」「TL37AZ1」も発表している。こちらは7月10日発売、6月25日予約開始で、価格は、TL42AZ1が17万9,800円で、TL37AZ1が13万9,800円。

TL19TX1は、地デジチューナー、1440×810画素のハイビジョンパネルを搭載した液晶テレビ。EPGには対応しているが、データ放送や双方向サービスなどには対応しておらず、入力端子も、HDMI/コンポーネント/コンポジットをそれぞれ1系統と、決して豊富というわけではない。しかし、パーソナル向きということと、5万円を切る低価格ということを考えれば十分納得できるレベルだろう。

一方のTL42AZ1/37AZ1は、アナログチューナーのみを搭載したモデル。内蔵アナログチューナーでの視聴よりも、外部デジタルチューナーやレコーダーなどを接続し、モニター的な使い方が多いだろう。入力端子も、HDMI×2/コンポーネント×2/S×1/コンポジット×1と、TL19TX1に比べると豊富だ。同社では、1万9,800円という低価格なデジタルチューナー「DT100-HDMI」をリリースしている。これと組み合わせた場合、37V型なら16万円以下、42V型でも20万円以下でフルハイビジョン環境が手に入ることになる。ただしDT100-HDMIには、最低限の機能しか搭載していないため、より便利に使うならデジタルチューナーを搭載したレコーダー(できればWチューナータイプの)を接続したほうがよいだろう。液晶パネルは1920×1080画素で、応答速度は6ms。輝度は500cd/m2。

パーソナル向け液晶テレビ「TL19TX1」。地デジチューナー搭載で5万円を切る低価格

モニター的な使い方が想定される、アナログチューナー内蔵タイプの「TL37AZ1」

シンプルな、TL19TX1の接続端子。ただし、HDMIやコンポーネント入力は装備されている

TL42AZ1/37AZ1では、HDMI入力端子とコンポーネント入力端子が、それぞれ2系統装備される