COMPUTEX TAIPEI 2007で見つけた電源製品を紹介していこう。すでに1200Wまでの電源は発売済み。次に来るのは1300W超あたりかと見当をつけていたら、展示してあったのは2000W電源だった。
2000W電源を展示していたのは、Thermaltake。「Toughpower」は、やや奥行きのある、それでも最近のキロワット級電源では一般的なサイズに、2000Wの容量を詰め込んだ製品だ。詳しい情報はなく、カタログにもまだ1500Wの製品までしか掲載されていない。ちなみに1500Wの製品で仕様を見てみると、+12Vは4系統で20A×2+40A×2。2000Wはこれを上回ってくることと思われる。
ちなみに、もうひとつTopowerでも2000W電源を展示していたが、これはPC用ではなくサーバ用とのこと。外部電源で、ケース内に搭載されるのは写真の上に乗った部分のみ。ここから本体の大きさを推し測ってみてほしい。
そのほか特徴的な製品をピックアップしてみると、まずはTopowerの「PowerXLR」。400W~1300Wまでラインアップされた電源ユニットだが、とりあえず水墨画のようなペイントが涼しげ。これからの夏にぴったりである(ケースに入れたら見えないけれど……)。
次に紹介するのは電源ユニットではないが、GIGABYTEのアクセサリ「USB Gauge」。このUSB Gaugeは、USBでPCと接続し、消費電力や温度、ファンスピードなどをアナログメーター表示する。異常な値を検知した際は警告する機能も搭載するとされる。