ボーズは、「FreeSpace」シリーズのスピーカー「DS16S」「DS16SE」「DS100F」「DS100SE」を発表した。発売は、7月20日を予定しており、価格は、DS16Sが1万9,950円、DS16SEが2万4,150円、DS100Fが2万9,925円、DS100SEが4万9,350円。
コンパクトな店舗用スピーカー「DS16S/SE」。インテリアに合わせてブラック/ホワイトの2色からチョイスできる |
DS16S/SEは、水平170°×垂直160°の広いカバーエリアを持つ、コンパクトな業務用スピーカー。使用されているユニットは57mmのフルレンジタイプが1本。DS16Sが屋内用で、DS16SEが屋内屋外兼用の全天候モデルとなっている。
ハイパワーな全天候スピーカー「DS100SE」 |
DS100SEは、外見的にはDS16SEをそのまま大型化したような形状だが、57mmツイーター×2+130mmウーファー×1の2way構成。水平180°×垂直75°のカバーエリアを持つハイパワータイプの全天候スピーカー。
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DS100Fは、天井埋め込みタイプのハイパワースピーカー。指向特性は、160°の円錐状で、5~10mの高さの天井に適合する。使用されているユニットは、57mmツイーター×1+130mmウーファー。
今回発表された4モデルは、ハイインピーダンス伝送をサポートするなど、一般の家庭でオーディオ用として使用するためのモデルではなく(使えないことはないが、他に適切な選択肢がある)商業施設やホールなどで、音楽を流したり、PA用に使用されることを前提としたモデルだ。
同社のスピーカーは、ブラケットの種類が豊富なため、家庭用のモデルでも店舗で使用されているケースが少なくない。しかし、店舗用に専用設計されたモデルのほうが、より、その環境にマッチ音響空間を演出することが可能となる。
同社では、店舗内で背景的に流されるバックグラウンドミュージックだけでなく、より積極的に音楽を聞かせるようなフォアグランドミュージックにも対応できるのが、今回発表されたハイパワータイプのスピーカーだという。
主な仕様 | |||
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DS16S/DS16SE | DS100SE | DS100F | |
許容入力 | 16W | 100W | |
インピーダンス(ローインピーダンス接続時) | 8Ω | ||
70V伝送時 | 1W/2W/4W/8W/16W | 12.5W/25W/50W/100W | |
100V伝送時 | 2W/4W/8W/16W | 25W/50W/100W | |
感度 | 84dB SPL(1W/1m) | 85dB SPL(1W/1m) | |
最大音圧レベル | 96dB SPL(1m/pink noise)、102dB SPL(peak) | 105dB SPL(1m/pink noise)、111dB SPL(peak | |
再生周波数範囲 | 90Hz~16kHz | 65Hz~16kHz | |
外径寸法 | 250.2(W) × 124(H) × 117.1(D)mm | 380.8(W) × 177.8(H) × 215.9(D) | 299φ × 213.8(D)mm |
質量(本体) | 1.8kg | 6kg | 5.9kg |