6月6日~6月8日の期間、東京ビッグサイト西モールにて、「インテリア ライフスタイル」展が開催されている。同展は、国内外から約600社が出展するインテリア関連の総合見本市。インテリア/雑貨ショップなどのバイヤー向けの展示会だが、他の展示会ではあまり目にすることができないヨーロッパ家電メーカーの新製品なども展示されている。
新しくなった「エルゴラピード」と「ミュークヴィート」「ノーヴァ」シリーズ - エレクトロラックスジャパン
スウェーデン生まれの総合家電メーカーエレクトロラックスのブースでは、サイクロン式2weyクリーナー「エルゴラピード」シリーズの新モデルを初めとした各種掃除機、白を基調としたデザインの生活家電「ミュークヴィート」シリーズ、デザインと使いやすさを追求した「ノーヴァ」シリーズ、ちょっとレトロな趣の扇風機「クラシックサーキュレーター」などを展示している。
エルゴラピードシリーズは、ハンディ型のクリーナーがスティック型のクリーナーに組み込まれた独自の形状を特徴とする。新モデル「エルゴラピード・アップグレード」は、ロングセラーとなった先代モデルから、ノズル部分の改良、フィルターの改良などが行われた。ノズル部分は、吸い込み口を大きくして、パワーアップするとともに、回転ブラシの素材を変更、床に傷をつけにくくなっている。また、回転ブラシの動きが見える窓も設けられた。
また、「OXYGEN」を初めとする、同社の主力クリーナーも展示。同社は世界で初めて掃除機を作ったメーカーであり、OXYGENは高いピックアップ率と排気のきれいさで評価が高い。
機能とデザインが調和したケトルとトースターRussell Hobs - 大石アンドアソシエイツ
大石アンドアソシエイツのブースでは、Russell Hobsの新製品を中心とした展示が行われている。なかでも注目はガラスケトル「10789 JP」だ。同社のトースターというと、ステンレスの光沢感を出したデザインが一般的だが、昨年、それまでとは全く違うデザインのガラストースター「10617 JP」をリリースした。今回展示されているガラスケトルは、このガラストースターとマッチするデザインだ。上からの写真を見るとよくわかるが、ガラストースターと同じ、少し青の入った曇りガラスを使用している。また、10789 JPとは異なったデザインのガラスケトル「13421 JP」も参考出品している。これは、本体のほとんどがガラスというものだ。中が見える電気ケトルというのは、斬新だと思うが、残念ながら国内市場への投入は、まだ決まっていないとのことだ。
さらに、ステンレス素材を使用したキッチン家電でも、新たにブラック塗装を施したモデルを展示している。これも参考出品だが、国内市場に投入する予定とのことだ。
同社のブースでは、同じく同社が輸入を行っている、キッチンスケールで有名な「SALTER」の製品も展示している。新製品「4010」は、アナログのキッチンスケールの形状を取り入れたデジタルスケール。動作時のイルミネーションもアクセントになっている。
徹底的にCafe - デロンギジャパン
エスプレッソ発祥の地であるイタリア生まれの家電メーカーということもあり、「デロンギ」が展示会に参加すると、そのブースがデロンギカフェとなってしまうのは毎度おなじみの光景だ。ただ、今回は、いつも以上にその度合いが強い。
ブース内の3か所で、同社のエスプレッソメーカーで淹れたカプチーノなどをサービス。使用されているコーヒーマシーンは、最新モデルの「De'Longhi MAGNIFICA Mod. EAM1500SDK」。エスプレッソを自動で淹れるのはもちろんのこと、フロント脱着式のミルクコンテナを装備しており、全自動でカプチーノまで淹れることができるハイエンドモデルだ。
前面パネルを見ると、数多くのボタンが並んでいるが、これは好みのコーヒーを選ぶためのもの。コーヒーは、「スタート」ボタンを押すだけで、プロのバリスタの味が再現される。もちろん、EAM1500SDKだけでなく、EC200Nを初めとしたエスプレッソメーカー全ラインナップ、そして、さまざまなキッチン家電も展示されている。
また、デロンギというと、エスプレッソメーカーだけでなく、オイルヒーターなどもメジャーだが、この季節ということもあるのだろう、展示はブースの一角に限られている。