長崎バイオパークでこのほど、シバヤギに双子の赤ちゃんが誕生した。生まれたのは双子の女の子で、それぞれ「よもぎ」「つくし」と命名された。2頭とも順調に育って元気いっぱい。しばらくはお母さんのお乳をのんで成長するという。

シバヤギは、成獣になっても体重は20kg~30kg、体長80~90センチ位の小型のヤギで長崎県五島列島や西彼杵半島では古くから飼われているという。オス、メスともに角を持っているのが特徴だ。

ごらんのとおり元気いっぱい

お母さんのおっぱいと間違えて指を……

双子のシバヤギは5月22日に生まれた。お母さんの名前は「ゆき」。生まれた時の2頭の体重はそれぞれ1.4kgと1kgだったという。2匹のうち大きい方が「よもぎ」。野草のよもぎのように、人間にも動物にも好かれる子になってほしいという願いをこめて名づけられたという。また「よもぎ」に比べて小さい「つくし」は野草のつくしのようにぐんぐん大きくなるようにと命名された。