台湾・台北にて例年開催されるアジア最大のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI」。2007年の今年は、6月5日から5日間の日程で開幕した。今年の出展企業数は1,333社、ブース数は2,926とされ、会期中の総入場者数は13万人超が見込まれる。いずれの数字も昨年を若干上回っている。

COMPUTEX TAIPEI 2007会場の台北世界貿易センター

マザーボード、グラフィックスカードといった主要パーツから、各種拡張カードに電源、そして冷却パーツやUSB関連製品等など小物に至るまで、自作ユーザー注目の展示が充実している。マザーボードでは、既に販売もスタートしたというIntel P35/G33チップセットと、3シリーズチップセットのその他のバリエーションが注目される。グラフィックスカードでは、ATIのハイエンド~メインストリームGPU搭載カードなどが気になるところだ。

2,927ものブースが4つの会場に分かれひしめき合っている

COMPUTEX TAIPEIで展示される製品は、今年下半期の自作市場を占ううえで重要なものとなるだろう。これから登場する予定の新製品、アジアならではの変わり種製品、そして各社が一堂に集まる同イベントならではのテクノロジーなど、マイコミジャーナルでは連日レポートをお届けする。