日立製作所は、縦型洗濯機「ビートウォッシュ」シリーズの新モデル「BW-D9HV」「BW-D8HV」「BW-8HV」「BW-7HV」の4モデルを発表した。7月1日発売で、オープンプライス。推定市場価格はBW-D9HVが21万円前後、BW-D8HVが17万円前後、BW-8HVが11万円前後、BW-7HVが10万円前後。
新型ビートドラムの最大の特徴となっているのが、「わがや流」機能の搭載。一般的な洗濯乾燥機でも、洗濯時間や乾燥時間などをカスタマイズする機能が搭載されているケースは多い。ただし、それは標準コースを元に、各工程の時間を調整すると入ったレベルのものがほとんどだ。「わがや流」機能では、時間だけでなく、すすぎの水位や回数/時間、風呂の残り湯を使う「湯効利用」のオン/オフなど、細かな設定を行うことが可能で、この設定を3つまでメモリーすることができる。
同社では、「ビッグドラム」に代表されるドラム型と、この「ビートウォッシュ」シリーズという縦型の、2つ洗濯乾燥機のラインナップを持っている。ビッグドラムがリリースされたことで、縦型のビートウォッシュは苦戦するかと思われたのだが、実際は前年以上の伸びを示しているらしい。
同社によると、ドラム型のビッグドラムでは、基本的に標準コースなどによる洗濯機まかせのユーザーが多いのに対して、縦型のビートウォッシュでは、従来の全自動洗濯機のように、衣類の種類によって分け、それに応じた洗い方をするユーザーが多いとのことだ。そこで、追加された機能が今回のわがや流。より衣類の種類に合わせた洗い方が可能になる。なお、わがや流機能を搭載しているのは9kg機のBW-D9HVのみ。
また、新モデルでは、「湯効利用」も大幅に改良。風呂の残り湯を使用した場合、洗濯から乾燥まででの水道水の使用量を、25Lにまで抑えることが可能となった(BW-D9HV。BW-D8HVでは20L)。
主な仕様 | ||||
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型名 | BW-D9HV | BW-D8HV | BW-8HV | BW-7HV |
洗濯容量 | 9kg | 8kg | 8kg | 7kg |
乾燥容量 | 7kg | 4.5kg | 化繊4kgまでの簡易乾燥 | |
水道水使用量(風呂水使用時) | 約108L(25L) | 135L(20L) | 112L | 107L |
サイズ | 650(W) × 997(H)× 645(D)mm | 612(W) × 1101(H) × 625(D)mm | 608(W) × 1000(H) × 590(D)mm | |
質量 | 約65kg | 約47kg | 約41kg |