トヨタは、1.5~1.8L(リッター)クラスのスタンダードセダン、「プレミオ」と「アリオン」をフルモデルチェンジし、プレミオは全国のトヨペット店、アリオンは全国のトヨタ店を通じて、6月4日より発売する。価格は174万3,000円から243万6,000円。また、福祉車両のウェルキャブシリーズも新しくなった。
初代のプレミオとアリオンは2001年12月に発売され、今回のモデルは2代目にあたる。初代は上質なデザイン、広い室内空間や高い利便性、優れた走行性能など、バランスの取れた5ナンバーセダンとして人気を博してきた。今回のモデルはその商品力を深め、「5ナンバーセダンの完成形」を目指して開発されたという。
外観は、上質感と存在感を追求し、室内は、質感を高めるとともに、室内長・室内幅を大幅に拡大している。利便性の向上のため、スマートエントリー&スタートシステム、カラーバックモニター、テレマティクスサービス「G-BOOK mX」に対応したHDDナビゲーションシステムなど、先進装備も採用。加えて新型の1.8Lエンジンと「Super CVT-i」により、快適な走りを実現した。また、クラストップレベルの安全・環境性能も兼ね備えたとしている。
なお、今回発売する1.8L・1.5Lエンジン搭載車に加え、2007年冬頃に2.0Lエンジン搭載車を追加する予定。