フィンランドのNokiaは5月31日(現地時間)、薄型の3G端末「Nokia 6500 Classic」を発表した。コンテンポラリースタイルが特徴で、デザインと技術をブレンドしたミッドレンジ価格の3G端末として位置付けられる。
今回発表されたNokia 6500 Classicはストレートタイプの3G端末。ボディを陽極酸化アルミニウムで覆ったコンテンポラリーなデザインで、1台1台仕上げたような上質なイメージを特徴とする。サイズは109.8×45×9.5mm、重さは94g。色は黒とブロンズの2種を用意している。
プラットフォームには「Series 40」を採用。背面にはQ-CIFの動画撮影が可能な2メガピクセルカメラを搭載し、デュアルLEDフラッシュも備えている。正面には2インチのQVGA画面を搭載。また音楽プレーヤーを内蔵している。音楽プレーヤーのフォーマットはAAC、eAAC+、MP3。内部メモリは1GBと大容量となっており、音楽や写真、動画といったマルチメディアデータを安心して格納できる。
そのほかMicro USBポートを搭載しており、PCやアクセサリに接続したり、USBバスパワーを利用してバッテリの充電を行うといったことも可能。バッテリ持続時間はスタンバイ時で9日間、通話時で3.5時間である。
本端末の予想価格は320ユーロ。今年(2007年)第3四半期に主要市場で販売を開始する予定である。