ダイキンは、除湿、加湿、脱臭、集塵の4機能を1台にまとめた除加湿空気清浄機「クリアフォース」を10月5日から発売すると発表した。同機は空気清浄の基本機能を稼動しながら、除湿、加湿を同時に行えるという。推定市場価格は9万円前後。
クリアフォースでは、花粉やダニなどのアレル物質、臭いやホルムアルデヒドを分解する「光触媒&ストリーマ放電」、脱臭カートリッジ「ニオイとる~ぷ」、室内の空気を短時間に清掃する「大風量吸引」(6.5平方メートル/分)といった空気清浄機としての基本性能に加えて、除湿や加湿機能にも高機能が搭載されている点が特徴という。
除湿機能には、冬場における衣類の乾燥や結露に対しても、1日6.3L分の除湿ができるデシカント方式を採用。また、従来の加湿フィルターは常に水に浸っているためカビが発生しやすく清潔に保つことが難しかったが、同機では必要な時にだけ水を汲み上げる「水車給水方式」を採用、加湿フィルターを清潔に保つ工夫を凝らしているという。
そのほか、汚れ、臭い、湿度を自動検索して最適な運転を行う「おすすめ運転」機能、結露が発生しやすい高い湿度になったら自動的に除湿運転に切り換わる「ハウスキープ運転」機能などが盛り込まれている。