24日、近畿日本ツーリストは26日よりオープンする新店舗「ラグゼ 銀座マロニエ 」のレセプションパーティーを開催した。

「ラグゼ 銀座マロニエ」支店長の斉藤篤史氏

同スタッフの男性は同店舗のロゴマークにちなみ、赤いスカーフを胸ポケットに

店内の様子。まるでサロンのようになっている

内装も高級感を漂わせたものが

大画面には旅行のツアー情報などが映し出されている

同店舗は、銀座マロニエ通りに位置しており、「立地に関して、ロケーションとビルの品格にこだわって決めた」と同社代表取締役社長の太田孝氏はいう。シニア世代の中でも特に消費志向が強い富裕層をターゲットとしている。販売する商品は、来客した人の希望を反映し、オーダーメイドで商品を展開する「Luxe Design」やプライベートバルコニーを必ず用意し添乗員が同行する「Luxe Cruise」(記事参照など、同店舗のみのオリジナルなものを扱うとしている。店舗のスタッフは22名。商品は法人向け、個人向けの両方を手がける。また定期的にセミナーなどのイベントも開催する予定だ。

レセプションパーティーでは、オープニングを記念して、代表取締役社長の太田孝氏、執行取締役員イベント・コンベンション・コングレスカンパニー本部長の小川亘氏、同店舗の支店長を努める斉藤篤史氏が順に挨拶を述べた。

代表取締役社長の太田孝氏

代表取締役社長:太田孝氏「今回のような個人のお客様を対象とした店舗の展開は、同社では初めてです。長年の夢がついに実現したという思いでもあります。また、やや同店舗は異なるもの、新たな事業として"コンサルティング(相談)&コミュニケーション(対話)"のコンセプトのもと、ニーズ・ウォンツに合わせて最適な旅行スタイルを提供する"トラベルブティック"をすでに2店舗出店しており、その成果を実感しています。この店舗でもコンサルティング&コミュニケーションの強化を図って行きたいと思います」

執行取締役員の小川亘氏

執行取締役員:小川亘氏「我々は法人営業の中でイベント・コンベンションに特化した営業を行ってきました。今回の店舗では、個人のお客様に向けたスキルなども身につけていきたいと思います」

支店長の斉藤篤史氏

支店長:斉藤篤史氏「ラグゼ 銀座マロニエでは、人と組織の信頼を築くとともに、法人、個人のお客様に信頼される店舗、上質な時間を過ごすことができる店舗を目指したいと思います」

また同店舗のオープンを記念して、女優の紺野美紗子さんも出席。祝辞を述べた。紺野さんは、近畿日本ツーリストの宿泊プランのイメージキャラクターを10年以上担当している。

紺野美紗子さん。全身白いスーツでレセプションにふさわしい装いで登場した

紺野美紗子さん:「私にとって、旅行は大切な時間です。20代の頃は旅行に行っても「買い物をしたい! 観光地を全部見たい!」と欲張りだったのですが、今は心豊かな時間を過ごすことの出来る、上質な旅行をしたいと思っています。私も機会があれば、利用させていただきたいですね」

このほか、書道家の武田双雲氏とサックス奏者の坪山健一氏のコラボレーションによる書道のパフォーマンスも行われた。坪山健一氏の演奏に合わせ、武田双雲氏が字をしたためた。書き上げた字は「旅」「極」「夢」「感」の4文字。意味は「旅を極めて、夢を感じる」となる。最後に、同店舗名の漢字名となる「"楽贅(ラグゼ)"」の文字を書き、オープンを祝した。

書道家の武田双雲氏。自分の歴史を語り、人生という「旅」を振り返る

真剣な眼差しで字を書く武田氏

完成した文字を披露。迫力のある字に圧倒される

サックス奏者で武田氏と二人でストリートでパフォーマンスをしたことがあるという坪山健一氏

同店舗の営業時間は、月~金曜日が11:00~19:00まで、土曜日が11:00~18:00となっている。定休日は日曜日と祝日。イベント・セミナーの情報の詳細はウェブサイトに記載されている。