三菱自動車は、ワンボックスタイプのミニバン「デリカD:5」に2輪駆動のモデルを追加して発売を開始した。2輪駆動モデルは、ベーシックな「C2」と、エアロ仕様の「ROADEST」が用意される。価格はC2が2,226,000円~3,087,000円、ROADESTが2,541,000円~3,381,000円。

デリカD:5 C2

デリカD:5 ROADEST

デリカD:5は、デリカスペースギアの後継車として2007年1月に販売が開始されたモデルで、「ミニバンの優しさとSUVの力強さの融合」をテーマに、安心・安全装備を採用し、電子制御4WDとアクティブスタビリティコントロールASCを搭載する。エンジンは今回発表前モデルで、4WDモデルと同じく2.5L DOHC MIVECエンジンを搭載し、トランスミッションはINVECS-III6速CVTスポーツモード付きATが組み合わせられる。

デリカD:5「C2」は、4WDシリーズに搭載された安心・安全装備は継承しながら、全高を4WDモデルの1,870mmから1,825mmに45mm下げるなど、乗降性や取り回しを向上させたモデル。C2は「Casual 2WD」の略。

ROADESTは、スポーティな外観を求めるユーザー向けにエアロパーツを装着したモデル。ROADESTとは、「ROAD(道)」に最上級を表す「~EST」を付けた造語。「オンロードでの走りの良さを予感させるスタイリッシュなエアロ仕様をまとった上級モデル」をイメージさせる名称にしたという。C2をベースに、大型エアロパーツを装着したほか、専用フロントグリル、17インチアルミホイールも標準装備される。いずれもカスタマイズパッケージAとBが選択可能で、カスタマイズAには専用アルミホイール、カスタマイズパッケージBにはRAYS製アルミホイールが装着される。そのほかの仕様は共通。

カスタマイズAに装着される17インチホイール

カスタマイズBに装着されるRAYS製17インチホイール