カシオ計算機はウォーキング用ウォッチ「STP-100」を発表した。発売は6月16日で、価格は1万4,175円。
ウォーキング人口は年々増加しており、内閣府が昨年8月に行った「体力・スポーツに関する世論調査」によると、1年間の間に行ったスポーツという質問に、44.2%の人がウォーキングと答えている。
STP-100は、時計としての機能に加えて、ウォーキングのための機能を搭載したスポーツウォッチ。加速度センサーを搭載しており、歩数を計測することが可能だ。腕時計で歩数計測というと腕の振りをカウントすると思うかもしれないが、STP-100では、腕の動きではなく足が接地したときの上下動を数えるようになっており、それ以外の動きはノイズとして排除するような仕組みになっているとのことだ。
あらかじめ、年齢/体重/歩幅などのデータを登録しておくことで、消費エネルギーや歩行距離、歩行速度なども計算される。また、日常歩いている場合と、エクササイズとして歩く場合との、2種類の計測モードを備えており、それぞれを分けて計測可能だ。測定したデータは、最新の7日分がメモリーに保持される。
なお、計測できる範囲は、消費エネルギー範囲が0~23,900.5kcal、歩数が0~999,999歩、歩行距離が0~999.9km、現在/平均速度が0~99.9km/h、歩行時間が0~99時間59分となっており、人間が付けて測定する場合ならば、ほぼ間違いなくこの範囲に収まるものと思われる。