ジャングルは、米ArcSoftのRAW現像ソフト「ArcSoft DigitalDarkroom」を6月7日に発売する。デジタルカメラ主要メーカー全機種のRAWデータ形式に対応している。通常版と特別優待版が用意されており、価格は通常版が18,690円、特別優待版が13,440円。

「ArcSoft DigitalDarkroom」

特徴はRAWデータの高速処理

ArcSoft DigitalDarkroomは、デジタル一眼レフなどのRAWデータの現像ソフト。未加工でサイズの多いRAWデータを、独自技術「ArcSoft Advanced RAW Technology」により取り込み、表示、補正、保存など高速で処理できるという。同社の提示するデータでは、100個のRAWファイルの読み込みから表示までにかかる時間において、他社製品で273秒、99秒かかるところ、ArcSoft DigitalDarkroomでは28秒で完了するとしている。

RAWデータを高速に読み込み・表示

RGB各色でトーンカーブによる補正が可能

補正機能では、露出補正、ホワイトバランス補正などのほか、ノイズ低減、レンズ補正、ゆがみ補正、赤目補正などにも対応。赤目補正では自動的に顔を認識することで補正を行う。補正機能では、各種補正パラメータを"レシピ"として再利用できる機能も搭載されている。また、補正前後の状態を同時に表示できる「ビフォーアフター表示」が可能だ。サポートOSはWindows 2000 / XP / Vista。

レンズの歪曲収差も補正可能

レシピ機能により同パラメータを複数のデータに適用できる