ホンダは、扱いやすいコンパクトボディでありながら、上質でゆとりのある居住空間が特徴の小型ルセダン「フィット アリア」(Fit ARIA)のタイプ構成を変更し、5月17日より発売する。フィット アリアは、Honda Automobile(Thailand)Co., Ltd.(タイ・アユタヤ県)で生産され、日本に輸入されるモデル。
フィット アリアは従来タイプ構成が3タイプだったが、これを「1.5A」「1.5W」の2タイプへ改めた。両タイプとも法規対応としてリアシートバックの隔壁強度を向上している。
1.5Aと1.5Wの違いは主に装備で、1.5Wが上位モデルにあたる。1.5リッターVTECエンジン、自動無段変速機の「ホンダマルチマチックS」などの基本構成は共通。両タイプにFF車(前輪駆動)と4WD車(四輪駆動)が用意される。また、1.5Wにはオプションで「Dパッケージ」が装着できる。これはオートマチックながらマニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる「7スピードモード」を搭載している。
価格は、1.5AのFFが147万円、同4WDが168万円、1.5WのFFが154万3,500円、同4WDが175万3,500円となっている。