ボーズは17日、DVDホームエンターテインメントシステム「Lifestyle」を6月1日より販売すると発表した。シリーズの第3世代となる新モデルでは、低音を担う「ベースモジュール」のコンパクト化を実現。狭いスペースでもセットしやすくなり、置き場所の自由度が広がったとしている。ラインナップは「Lifestyle 48 III」の3製品で、予定価格はLifestyle 48 IIIが499,800円、Lifestyle 38 IIIが367,500円、Lifestyle 18 IIIが215,250円。
3製品ともに低音を担う「ベースモジュール」のコンパクト化を実現するため、内部構造を新設計。音響パフォーマンスはそのままに、従来モデルの約30%もの小型化を実現したという。さらに、ユーザーの音楽の好みを学習して選曲・再生するボーズの独自技術「uMusic」を搭載。内蔵されたHDDにはCD約350枚分を保存できる。このほか、5.1chサラウンド再生を実現する「BoseDigital」や理想的な音場に自動補正する「ADAPTiQ」機能などを備えている。
各製品の違いはスピーカー。Lifestyle 48 IIIはサテライトスピーカーに、手のひらサイズの超小型スピーカー「ジュエルキューブ・スピーカー」を採用。上下のスピーカーの向きを変えることにより、間接音を効果的に利用。コンサートホールのような音の広がりと奥行きを家庭で楽しめるとしている。Lifestyle 38 IIIは、独自の「ダイレクト・リフレクティング方式」に基づいて設計されたダブルキューブ・サテライトスピーカーが付属。上下のスピーカーの向きを変えて、直接音と間接音のバランスを自由にコントロールすることで、包み込むような音場を創出するという。また、Lifestyle 18 IIIはサテライトスピーカーに、ボーズ独自の60mmドライバーを採用。強力な磁気回路とバッフル板の一体構造により、驚異的なワイドレンジを実現するとしている。
外形寸法はLifestyle 48 IIIが57(W)×113(H)×83(D)mm、Lifestyle 38 IIIが78(W)×157(H)×104(D)mm、Lifestyle 18 IIIが78(W)×78(H)×104(D)mm。