東芝は食器洗い乾燥機の新モデル「DWS-600B」を発表した。発売は6月21日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は7万5,000円前後。

動作時の音を35dBにまで抑えた食器洗い乾燥機「DWS-600B」

DWS-600Bの特徴となっているのが低騒音。インバーター制御されたモーターの採用により低回転運転を実現したことと、庫内の上面と左右に吸音材を取り付けることで、運転時の騒音を抑えることに成功している。同社の発表によると、動作時の騒音は約35dB。また、低回転によって低騒音化されてはいるが、それによって消費電力や使用する水の量、洗剤の量、運転時間などは増えておらず、従来モデルと同等。

容量は食器点数35点(6人分)。右上/左上/下の3つの食器かごが付属している。上のかごは、右が2段階、左が3段階に位置調整が可能(もちろん、外すこともできる)。下のかごは深皿や茶碗、鍋など、洗うもののサイズに合わせて間隔を変更できる「クルピタピン」を搭載。これらにより、48通りの庫内レイアウトが可能となっている。

搭載されているコースは、「標準」「快速」「低温」「1～3人用」「軽い汚れ」「がんこ汚れ」「庫内洗浄」「乾燥のみ」の8種類。標準コースでは、洗いから乾燥までにかかる時間は約80分。

また、低温コース以外では、80°Cの水温を約3分間キープしてまな板などの除菌を行う「高温殺菌モード」も使用可能だ。

主な仕様
消費電力 最大1244W
サイズ 550(W)×550(H)×344(D)mm (ドアを開けた場合、高さは597mm)
質量 約18kg
給水/排水ホースの長さ 給水:1.2m/排水1.0m