スズキは、本格的四輪駆動車のエスクードに「2.7XG」を追加、乗用車とSUV(スポーツユーティリティビークル)を融合したSX4に「1.5XF」と「1.5F」を追加し、5月15日より発売する。価格はエスクード2.7XGが2,362,500円、SX4 1.5XFと1.5Fが1,491,000~1,722,000円となっている。

ユーザーの好みに合わせてオーディオを搭載できる2.7XG

エスクードは1988年の発売以来、オフロード走行性能とオンロードでの快適さを両立した四輪駆動の多目的乗用車として人気を博している。今回は2.7Lエンジン搭載車に「2.7XG」を追加した。

エンジンはV型6気筒2.7Lで、最高出力は135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/4,500rpm。トランスミッションは5速オートマチックを採用する。またユーザーの好みに合わせてオーディオを搭載できるように、オーディオレス仕様とされた。高輝度なディスチャージヘッドランプを装備し、キーレススタートシステムも採用している。

ボディーカラーは、パールホワイト、ブルーイッシュブラックパール3、グラファイトグレーバールメタリック、シルキーシルバーメタリックの4色が設定された。

エスクード 2.7XG

ユーザーの好みにあわせられるようにオーディオレス仕様になっている。

アウトドアテイストの「1.5XF」とスポーツテイストの「1.5F」

SX4は乗用車とSUVの融合をコンセプトに、2006年に発売されたモデル。ヨーロピアンテイストのデザイン、しっかりしたボディーと俊敏な足回りを特徴としている。

今回追加された「1.5XF」は、ルーフレールと石ハネによる損傷などを考慮したアンダーモールを採用し、アウトドアテイストを強調した外観になっている。「1.5F」はエアロバンパーとサイド/ルーフエンドスポイラーを採用したスポーツテイストを強調した外観とされた。

エンジンは直列4気筒1.4Lで、最高出力は81kW(110ps)/6,000rpm、最大トルクは143Nm(14.6kgm)/4,000rpm。トランスミッションは4速オートマチックを採用する。駆動方式はどちらも2WD、4WDが用意される。また、キーレススタートシステムやフルオートエアコン、フォグランプ、電動格納式リモコンドアミラーなど装備も充実させた。

ボディーカラーは、パールホワイト、ブルーイッシュブラックパール3、シルキーシルバーメタリック、サンライトカッパーパールメタリック2、オーシャンライトブルーメタリック2の5色を設定。

SX4 1.5XF(左)、1.5F(右)