AMDのDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2900 XT」発表に合わせ、各社が同GPUを搭載した新製品を発表している。

Radeon HD 2900 XTのリファレンス仕様は、コアクロックが740MHz、メモリクロックが1.65GHz、メモリはGDDR3メモリで512MB。インタフェースはPCI Express x16。Radeon HD 2900 XTを2枚利用したNative CrossFireにも対応する。

ASUSTeK

ASUSTeKは、「EAH2900XT/G/HTVDI/512M」を発表した。仕様はリファレンス通りだが、画質向上技術「Splendid」、「GamerOSD」等の同社独自機能を搭載する。また、3Dシューティングゲーム「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernoby」をバンドル、Black Boxゲームクーポン券も付属する。発売は5月下旬の予定で、価格はオープンプライス。店頭価格は61,000円前後の見込み。

EAH2900XT/G/HTVDI/512M

PowerColor・Sapphire

アスクは、Tul製PowerColorブランドの「AS-HD2900XT 512M GDDR3 PCIE」、Sapphire Technology製の「RADEON HD2900XT 512M GDDR3 PCIE」の2製品を発表した。ともにリファレンスに沿った仕様。5月14日より発売開始しており、価格はオープンプライス。店頭価格は、PowerColor製カードが63,800円前後、Sapphire製カードが6万円台前半の見込み。

AS-HD2900XT 512M GDDR3 PCIE

RADEON HD2900XT 512M GDDR3 PCIE

玄人志向

玄人志向は、「RH2900XT-E512HW」を発表した。仕様はリファレンス通り。発売は5月14日より開始しており、価格はオープンプライス。店頭価格は55,800円前後の見込み。製品情報には電源に関する注意書きもあり、シングル時は12V出力が30A以上ある500W以上の電源、CrossFire時には12V出力が38A以上ある750W以上の電源が必要とされている。

RH2900XT-E512HW

そのほか、Info-TekがGeCubeブランドの「HD2900XT」を、台湾GIGABYTEが「GV-RX29T512VH-B」を発表している。

GV-RX29T512VH-B