伊東屋の銀座本店で、モンブランの万年筆や革小物を一同に取り揃えた「モンブラン フェア」が21日まで開催されている。注目商品は、モンブラン限定品万年筆「パトロンシリーズ」の2007年モデルだ。
パトロンシリーズは、文化や芸術の支援において優れた業績を残した偉大な人物を賞賛するため、1992年以来毎年モンブランが製作しているシリーズ。これまで、オクタヴィアンやルイ14世、アレキサンダー大王など、さまざまな人物にちなんだ万年筆を送り出し、コレクターの注目の的になっている。今年は、ドイツを代表する博物学者であり、文化と科学の支援者であったアレクサンダー・フォン・フンボルトを称えた万年筆が発売され、今回のフェアで販売されている。ボディとキャップに南半球の高級広葉樹材であるブラック・グラナディラが使用され、18金のペン先にはフンボルトにちなんで六分儀が彫り込まれている。世界限定4,810本の販売で、価格は322,350円。