興隆商事は、Samsung製SSD(Solid State Drive)の輸入・販売開始を発表した。オープンプライスで既に出荷は開始済み。実売価格は10万円前後。

製品は、2.5インチサイズの「MCAQE32G5APP-0XA」、そして1.8インチサイズの「MCBOE32G8APR-0XA00」、1.8インチで薄型の「MCBOE32GQAPQ-MWA」の3種類。ともに容量は32GBで、インタフェースはIDE。2.5インチモデルは44ピンコネクタ、1.8インチモデルは50ピンコネクタ、1.8インチ薄型モデルは40ピンZIFコネクタを採用している。転送モードは最大でUltraDMA/66とされている。

2.5インチの「MCAQE32G5APP-0XA」

1.8インチの「MCBOE32G8APR-0XA00」

1.8インチで薄型の「MCBOE32GQAPQ-MWA」

サイズは2.5インチモデルが100.2×70×9.5mm、1.8インチモデルが78.6×53.8×8.0mm、1.8インチ薄型モデルが53.6×70.6×2.5mm。質量は2.5インチモデルが46g、1.8インチモデルが44g、1.8インチ薄型モデルが20g。消費電力は動作時0.5W、アイドル時0.1Wと低く、SSDの特徴のひとつとなっている。また、もうひとつの特徴である堅牢性では、耐ショックが1,500G、耐振動が20Gとされる。メーカー製ノートPCではモバイル向けを中心に採用が始まっているSSDだが、自作市場での流通が始まったことで、知識のあるユーザーは購入済みのノートPCをSSD化することも可能となる。