松下電器産業は10日、モバイルノートPC「レッツノート」シリーズの新製品「Let'snote Y7」を発表した。14.1型液晶ディスプレイを搭載した大画面モデルで、Core 2 Duo 低電圧版 L7300などを含むインテルの新モバイルプラットフォーム(コードネーム"Santa Rosa")を採用した。オープン価格で18日より発売する。実売価格は27万5,000円前後となる見込み。
外形寸法は309.6×245.5×28~44.5mmと従来機の「Let'snote Y5」を引き継いでいるが、9日にインテルが発表したCore 2 Duo 低電圧版 L7300(1.4GHz)、GM965チップセット、無線LANモジュール「Wireless WiFi Link 4965AGN」などを搭載して性能を高めた。HDD容量を80GB(従来60GB)、メモリを標準で1GB(オンボード512MB+増設スロット512MB、従来は512MB)にするなど、その他の基本スペックも向上。さらに、レッツノートシリーズとしては初めてギガビットLANを搭載している。
キーボード部分に水などをこぼしても内部に浸透しにくいキーボード全面防滴設計、圧迫に強い「耐100kg級タフボディ」、30cm落下試験のクリアなどは従来機のY5から継承。バッテリー駆動時間は約7.5時間、重量は約1,520g。OSはWindows Vista Businessで、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007をプリインストールしたモデルも台数限定で用意される(実売価格は31万円前後の見込み)。
また、直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定で、オンボードメモリ1GB・HDD160GBを搭載したハイスペックモデル、Windows XP搭載モデルなどが発売される。また、同サイトでの購入では天板の色を全6色(標準色+オリジナルカラー天板5色)から選択することができる。