日立製作所は、「Prius」Uシリーズの新製品としてデスクトップ「Prius One type W AW37W5U」「Prius One type S AW31S5U」と、ノート「Prius Note type K PN36K5U」「同PN35K5U」「同PN33K5U」の全5モデルを発表した。OSにWindows Vista Home Premiumを搭載し、5月19日から順次発売する。
デスクトップでは液晶パネルの特性にあわせた色作りを行う「ピクチャーエンハンス機能」により、ハイビジョン本来の高精細さと美しさを再現。ノートでは映像コンテンツにあわせた映像を高画質に表示する「カラーエンハンス機能」により、映像のよさを引き立てているなど、全モデルとも鮮やかな絵作りを追求した。
メモリ容量は全モデル1GBで、Vista Home Premiumが快適に動作。さらにWindows Media Centerに加えて、簡易動画編集、DVD作成、DVカメラ取り込みなどをオリジナルプラグインとして追加。エンターテインメントマシンとして楽しめる。
Prius One type W AW37W5U
地上デジタル放送に対応した一体型。リモコンのボタンを押すだけで地デジが視聴可能。地デジを見るだけならOSが起動しないので、TVと同じ感覚で番組が見られるうえ、地デジを見ながらPCで作業できる。液晶は、上下左右178度の高視野角を持つ高輝度(約470cd/m2)で高解像度(1680×1050ドット)のS-IPS方式20.1型ワイドスーパービュアカラー液晶を搭載。S、コンポジットの入力端子を持ち、ゲーム機やビデオデッキなども接続して遊べる。
奥行き19.8cmの省スペース設計だが、ディスプレイの角度は後方10度・左右各90度調整できる。キーボード、マウスはワイヤレスで、CPUはCore 2 Duoプロセッサー E4300、メモリーは1024MB DDR2-SDRAM、ハードディスクは約320GBで、DVDスーパーマルチドライブを持つ。
Prius One type S AW31S5U
17型スーパーラスタービュー液晶を持つ省スペース一体型。Prius One type W AW37W5Uと同様、ゲームやビデオデッキが接続できるS、コンポジットの入力端子を持ち、キーボードとマウスはワイヤレス。CPUはCeleron Dプロセッサー 336、メモリーは1024MB DDR2-SDRAM、ハードディスクは約250GBでDVDスーパーマルチドライブを持つ。
Prius Note type K PN36K5U / PN35K5U / PN33K5U
PN36K5Uは地上デジタル放送の受信ユニットを同梱。最大84時間の長時間録画に対応している。録画した番組は最大16倍速でCPRM対応DVD-RAMやDVD-RWにムーブできる。液晶は2灯式で約500cd/m2を実現。ワイドビューフィルムにより角度によるコントラスト変化が少ない。全モデルとも日立グローバルストレージテクノロジー製の垂直磁気記録方式2.5型HDD、DVDスーパーマルチドライブを採用している。
PN36K5UとPN35K5Uは、Core 2 Duoプロセッサー T5500、約120GB HDD、1024MB DDR2-SDRAMを、PN33K5Uは、Celeron Mプロセッサー 430、約80GB HDD、1024MB DDR2-SDRAMを搭載している。