英Sony Ericssonは8日(現地時間)、スライダー式の薄型2.5G端末「Sony Ericsson S500」を発表した。画面のテーマを季節や時間に応じて設定可能で、配色にも気を配った。デザインやファッション性を重視するユーザー層を狙う。
S500は、GSM/GPRS/EDGEをサポートし、スライドするとカメラが現れるスライダー式携帯電話。動画撮影も可能な4倍デジタルズーム対応2メガピクセルカメラを搭載しつつ、サイズは99x47x14mm、重さ94gを実現した。色は、ミステリアスグリーンとスプリングイエローの2色で展開する。
画面は2インチ、240×320ピクセル、262,144色表示が可能なTFTディスプレイを採用し、ユーザーは画面上のテーマと光効果を設定可能。ユーザーは季節、曜日、時間などに合わせて、好みの画面メニューやイルミネーションを設定できるという。
MP3/AAC/AAC+/eAAC+のフォーマットをサポートしたメディアプレイヤーを搭載するなど、音楽機能も重視した。無料でダウンロードできるアプリケーション「Sony Ericsson Disc2Phone」を利用して、PCに格納した音楽ファイルと容易に同期できるほか、ヘッドフォンやステレオなどの音楽アクセサリと接続することもできる。
S500の販売は今年第2四半期に開始する。価格は未定。