英Sony Ericssonは8日(現地時間)、視覚効果やデザインを重視した3G端末「Sony Ericsson T650」を発表した。今年第3四半期に販売を開始、グリーンとミッドナイトブルーの2色で展開する。

厚さ12.5ミリのSony Ericsson T650

T650は、人気製品「Sony Ericsson T610」の流れを汲む製品で、UMTS/GSMに対応した。ステンレススチールの外観で、サイズは104x46x12.5mmと薄型を特徴とし、重さは95g。3倍デジタルズーム対応の3.2メガピクセルカメラを搭載、動画撮影も可能だ。

最大の特徴はディスプレイだ。1.9インチ、240×320ピクセル、262,144色表示が可能なTFTディスプレイを搭載、これにミネラルグラス加工を直接施すことで、色を鮮明に表示し、傷を防止するという。周囲が明るくても画面が見えやすく、最大170度から閲覧が可能。画面とキーパッド上のイルミネーション効果が連動し、画面上のアニメーションと合わせてキーパッドのバックライト変化するという。

内部メモリは16MBで、メモリースティックマイクロのスロットと、USBポートを搭載する。

Sony EricssonではT650の販売を今年第3四半期に開始する予定。価格は未定。