三菱自動車は、今秋に国内投入を予定している4WDスポーツセダンの車名を「ランサー エボリューション テン(LANCER EVOLUTION X)」、および新型セダンの車名を「ギャラン フォルティス(GALANT FORTIS)」と決定した。
新型「ランサー エボリューション テン」
新型「ランサー エボリューション テン」は、ラリーなどでおなじみのランサー エボリューションの最新モデル。「誰もが気持ちよく安全に走りを楽しめる新世代のグローバル4WDスポーツセダン」というコンセプトの下に開発された。三菱自動車のオール・ホイール・コントロール(AWC)思想に基づき、4輪駆動をベースに、駆動・制動力を統合制御、意のままの操縦性と高い安定性を実現する「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用している。
さらに新開発の軽量・高性能なアルミブロックの2リッター可変バルブタイミング機構付きターボエンジン、高効率で経済性にも優れた6速自動マニュアルトランスミッションなど、三菱自動車の最新技術を多数搭載。スタイリング面では、スパルタンな走りのイメージのエクステリア、ドライビングへの集中力を高める機能的なインテリアなど、機能に則ったデザインが施されているという。
なお、「テン(X)」はランサーエボリューションの10代目を意味しており、海外向けモデルは「LANCER EVOLUTION」となる。
新型「ギャラン フォルティス」
新型「ギャラン フォルティス」は、上記のランサー エボリューションとほぼ同じボディデザインながら、世界に通用する「安全性能」「環境性能」「快適性能」を備えた走りを楽しむスポーティセダン。高剛性で衝突安全性能の高いプラットフォーム、高出力で燃費性能に優れる新開発2リッターアルミブロックエンジン、3ナンバーサイズのワイドボディと広いキャビンを備えているという。ちなみに、「FORTIS」はラテン語で「勇壮、勇敢」を意味する。
「ランサー エボリューション テン」および「ギャラン フォルティス」の発売時期、仕様などは公開されていない。また、写真もすべて「エクステリア検討モデル」となっており、市販の際には変更される可能性がある。