サイバーリンク トランスデジタルは27日、YouTubeにダイレクト投稿する機能を持つ同社のビデオ編集ソフト「PowerDirector」で、Vista対応の最新バージョンとなる「PowerDirector6 Vista」のパッケージ版を6月1日より、ダウンロード版をトランスデジタルストアにおいて5月11日より発売すると発表した。価格はパッケージ版が15,540円、ダウンロード版が9,300円となる。なお、パッケージ製品のアップグレード版は、8,295円、乗り換え版が9,240円、アカデミック版が8,085円となり、ダウンロード製品のアップグレード/乗り換え版が7,300円となる。
今回のバージョンアップでは、Vistaへの対応のほかに、テキストファイルから字幕を挿入できる字幕挿入ウィザードの搭載、ウィザード形式の自動編集機能である「Magicウィザード」に逆光補正/ホワイトバランス・キャブレーションなど動画最適化機能の追加などが行われている。そのほか、静止画や動画を既存の静止画や動画アイテム内に挿入できるPIP(Picture in Picture)に、新たにモーションパスの設定が追加され、重ねた動画の動きを制御することもできるようになった。
なお、ハイビジョン映像をビデオカメラに記録するフォーマット「AVCHD」にも対応予定で、PowerDirector6 Vista購入者には、後日同社のWEBサイトから対応モジュールで入手できるようになるという。