シャープは26日、VHS一体型ハイビジョンレコーダー「DV-ACV52」を発表した。発売予定日は5月21日で、価格はオープンプライス。市場想定価格は11万円前後としている。

「DV-ACV52」の登場で、VHS搭載機も新世代モデルとなったAQUOSハイビジョンレコーダー

DV-ACV52は、AV-ACV32の後継となるモデル。従来機では、入力にのみしか対応していなかったi.Link TS端子が出力にも対応するようになり、同社の販売する録画可能なBDプレーヤー「BD-HP1」などと接続することが可能となった。

シングルチューナーモデルではあるが、AQUOSファミリンクに対応した同社の液晶テレビと接続することにより、ハイビリッドダブレコ(テレビのチューナーを使用した2番組同時予約録画)が可能になるうえ、スタンバイ時から0.8秒で起動する「一発起動ボタン」の採用、搭載されるHDDの容量(250GB)など、VHS以外の部分は、既発売のDV-AC52とほぼ同じ機能を搭載する。なお、VHSの搭載によって、HDD/DVD/VHS間で、6方向のダビングが可能となっている。