4月24日、松下電器産業は、音波歯ブラシ「ドルツ」シリーズの新モデル「EW1045」「EW1044」を発表した。発売は6月1日を予定しているが、4月24日より、松下グループのショッピングサイト「パナセンス」で、各モデル100台の先行モニター販売が行われる。価格はーオープンプライス。市場価格はEW1045が1万8,000円前後、EW1044が1万5,000円前後と予想される。

モーターのパワーアップとイオン発生装置の搭載で、歯垢の除去率が大幅にアップした新「ドルツ」シリーズ「EW1045」(写真左)と「EW1044」(写真右)

ドルツシリーズは、高速 / 微細振動により、効率的に歯垢を除去するという特徴を持つ電動歯ブラシ。今回発表されたEW1045 / 1044は、EW1038の後継となるモデル。モーターを従来の一般的なモーターからリニアモーターに変更することで、パワーを60%アップ。また、搭載した微弱電流発生機構でイオンを発生させ、歯垢の除去効果を従来モデルより約50%もアップしている。動作モードは「パワフル / ソフト」の2段階(EW1045は「マッサージ」モードも搭載)。動作中は、30秒に1回、磨き時間を知らせるために一時停止する。

従来モデルのEW1038では、舌クリーニングブラシやポイント磨き用ブラシなど、多くのアタッチメントが付属していたが、今回のモデルでは、EW1044が微弱電流によるイオン効果を実現するための専用「イオン用カーブネックブラシ」(2本)のみ。EW1045では、それに加えて歯茎のマッサージ用の「イオン用シリコンブラシ」が付属する。従来のEW1038用のアタッチメントも互換性があり、使用すること自体は可能(ただし、WE1038用のアタッチメントでは、イオン効果を得ることはできない)。別売の替えブラシは、イオン用カーブネックブラシが1,575円、イオン用シリコンブラシが1,470円となっている(どちらも2本入り価格)。

電源は内蔵のリチウムイオンバッテリーによる充電式で、約12時間の充電で、約60分の連続使用が可能。EW1045には、携帯用のケースも付属する。