アウディ・ジャパンは、アウディのコンパクトワゴン「A3スポーツバック」に新エンジンを搭載した「A3スポーツバック 1.8TFSI」をラインアップに加えた。また、同シリーズの1600ccモデル「アトラクション」および、3.2L 4WDの「3.2クワトロ」に特別限定車が設定され、全国で発売が始まった。
「A3スポーツバック 1.8 TFSI」は、これまでの「A3スポーツバック2.0 FSI」に替わるモデルで、最新のインタークーラーターボ・直噴エンジン「1.8 TFSI」を搭載。排気量は186cc少なくなりながらも、最高出力で10PS(8kW)アップ、最大トルクで50Nm(5.1kgm)増加し、逆に10・15モード燃費は3%向上している。
「1.8 TFSI」のターボチャージャー付FSI技術は、世界で最も過酷といわれるルマン24時間耐久レースによって培われた技術。燃料は、150barの最大圧力で燃焼室に直接噴射される。6個の穴を備えた新型インジェクターに加え、吸気量調整フラップで給気の動きを制御。均質な混合気による効率的な燃焼が行われる。「1.8 TFSI」の最高出力は160ps / 5,000~6,000rpm、最大トルク250Nm / 1,500~4,200rpm、10・15モード燃費13.0km/Lとなっている。「A3スポーツバック1.8TFSI」の価格は3,480,000円。
同時に発表された特別限定車「A3スポーツバック アトラクション リミテッド」(300台限定発売)は、1600ccの「A3スポーツバック アトラクション」をベースに、オプションなどを標準で装備したモデル。バイキセノンパッケージ、クルーズコントロール、APSリヤ(アウディ パーキング システム)、カップホルダー付リヤアームレスト、スキーバッグ、インテリアライティングパッケージなど、約29万円相当のオプションを装備しながら、価格は12万円高となる2,980,000円に設定されている。
「A3スポーツバック 3.2 クワトロ エクスクルーシブライン」(50台限定発売)も同様に、「A3スポーツバック 3.2 クワトロ」をベースに、S-lineエクステリアパッケージ、5スポーク アルミホイール(7.5J×17)、HDDナビゲーションシステム、電動シート、シートヒーター(フロント)、マットアルミニウムパネル、ブラックルーフライニング、フロアマット(リヤ・フロント、カラードパイピング仕様)、本革スポーツシート(ファインナッパ、ツートンカラー、カラードステッチング仕様)、パドルシフト付本革巻き3スポークステアリングホイール(カラードステッチング仕様)などを装備。これら約80万円相当のオプションを装備しながら、価格は43万円高の5,230,000円に設定されている。