マイクロソフトは24日、PCでゲームを楽しむユーザー向けの統合オンラインゲームサービス「Games for Windows - LIVE」を、2007年5月25日から開始すると発表した。Xbox LIVEで培われたオンラインゲームサービスを、Windows Vista等のWindowsプラットフォームにまで広げたことにより、ゲームのクロスプラットフォームプレイが可能となる。

サービス開始日には、Games for Windows - LIVEに対応した初めてのタイトル『Microsoft Halo 2 for Windows Vista 日本語版』が発売。このソフトでは、Xbox 360のユーザーに向けて提供している Xbox LIVEと同様のサービスが Windowsユーザーにも利用できるようになり、Xbox LIVE コミュニティメンバーともオンラインでつながるようになるという。さらに今後発売予定の『Shadowrun』では、Windows ユーザーとXbox 360ユーザーとのクロスプラットフォームプレイに対応(ゴールドメンバーシップのみ)し、相互にオンラインでゲームを楽しむことができるとしている。

Games for Windows - LIVEは、「Games for Windows」ブランドで展開されるゲームを対象としたサービスだが、現行のXbox LIVEと共通のゲーマータグやフレンドリストが利用可能。そのため、Xbox 360とGames for Windowsのゲームによるオンライン対戦や協力プレイなどが、Xbox 360とWindows環境の違いを意識することなくコミュニケーションやゲームを楽しめるという。また、Xbox LIVEのメンバーは、すでに使用しているゲーマータグとメンバーシップをそのままGames for Windows - LIVEで利用可能だ。

Games for Windows - LIVEメンバーシップの価格およびサービスは、以下のとおり。

シルバーメンバーシップ(無料)
Xbox LIVEと共通のゲーマータグ
Xbox LIVEと共通のゲーマープロフィール
Xbox LIVEと共通のゲーマースコア
Xbox LIVEと共通のプレイヤー実績
テキストと音声によるプライベートチャット
Xbox LIVEと共通のフレンドリストとオンラインへの参加
利用可能なPCゲームホストのリスト閲覧など、PCのみのマルチプレイヤー機能
ゴールドメンバーシップ(5,229円/年)
シルバーメンバーシップで可能な全サービス
フレンドとのマルチプレイヤー対戦
TrueSkillマッチメイキング機能
マルチ プレイヤーの実績
Xbox 360とのクロスプラットフォームプレイ対応