ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツは24日、これまで「ロワジールホテル那覇」の駐車場として使用していた隣接地に、同ホテルのアネックス部と「チサンイン那覇」が入る新施設を建設することを発表した。新施設のオープンは2008年の夏を予定しており、同時に「ロワジール那覇」は「ロワジールホテル&スパタワー那覇」へと名称を変更する。

ロワジールホテル&スパタワー那覇

新施設は地下1階~地下12階の扇形の建物となり、7階~12階を「ロワジールホテル&スパタワー那覇」とし、3階~6階を「チサンイン那覇」となる。2つのホテルが同じ建物に入ることになるが、入り口、フロント、エレベーターは別に設け、それぞれが別に独立した形で営業を行う。「ロワジールホテル&スパタワー那覇」の利用者はこれまで同様、本館が正門玄関となり、スパタワー宿泊利用者は本館を経由して移動する。一方「チサンイン那覇」は新施設1階に正面玄関を設置する。

ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ広報担当は「ロワジールホテル&スパタワー那覇は、内装やオーシャンビューを楽しめるほか、天然温泉をお部屋で利用できるリゾート用の宿泊施設となっています。一方、チサンイン那覇は宿泊特化型の施設となり、ビジネス利用者やレジャーに予算を費やしたいヤング層、ファミリー向けのホテルとして運営していく予定です」とコメントしている。

2008年に同施設がオープンすると、同社グループの沖縄地区での運営ホテル数は5軒、保有3軒の計8軒となり、「ロワジールホテル&スパタワー那覇」の89室、「チサンイン那覇」の96室を加え、総客数は1,895室となる。