近畿日本ツーリストは、国立民族学博物館友の会の発足30周年記念特別企画として「サンチャゴ巡礼の道14日間」を発表した。出発は6月13日、料金は643,000円。関西空港より出発する。
国立民族学博物館では6月5日まで「聖地・巡礼-自分探しの旅へ-」 を開催中。今回のツアーでは同展示会の中で取り上げられている「サンチャゴ巡礼の道」にスポットを当てる。「サンチャゴ巡礼の道」は巡礼最後の地であるサンチャゴ・デ・コンポステラを目指し、ヨーロッパ各地から巡礼者が後を絶たない。1993年に世界遺産として登録されている。
ツアーには、人類学者や民族学研究者も同行するほか、巡礼者ミッシェル・ラヴェドリン氏も途中から巡礼に参加する。また"奇跡の泉"のある聖地ルルドでの荘厳なローソク行列の見学や修道院などの建造物を改築した宿泊施設"パラドール"への宿泊を予定している。