玄人志向は、Linuxベアボーンキット「KURO-BOX/PRO」用のシリアルコンソールキット「SCON-KIT/PRO」を発表した。発売は4月下旬の予定で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は2,980円前後の見込み。
SCON-KIT/PROは、"玄箱PRO"ことKURO-BOX/PROの前面UART端子に接続するシリアルコンソールキットで、KURO-BOX/PROのハックには欠かせない。PCとの接続インタフェースにはUSB1.1を採用し、RS-232Cシリアル端子を搭載しない最近のPCでも利用できる。USB-シリアル変換ICはFuture Technology Devices International(FTDI)の「FT232RL」。KURO-BOX/PROとの接続には、一度KURO-BOX/PROを開け、基板にコネクタをハンダ付けする必要がある。また、このハンダ付け作業によりKURO-BOX/PRO本体の保証が無くなるため、1.ハンダ付け作業ができる、2.無保証になることを恐れない、という2つのハードルがあり、同社「キワモノシリーズ」の扱いとなっている。
なお、SCON-KIT/PROを取り付けることにより、ブートメッセージを見ることが可能となるが、その起動画面の最後に、「謎のサングラス男のAA(アスキーアート)」が登場するとのこと。