OCZ Technologyは、同社水冷DDR2メモリモジュール「Flex XLC」に1200MHz駆動可能な「OCZ DDR2 PC2-9600 Flex XLC Edition」を追加した。

OCZ DDR2 PC2-9600 Flex XLC Edition

Flex XLCの"XLC"は、Xtreme Liquid Conventionの略。大型ヒートシンクに加え、左右に用意された水冷用のコネクタが特徴的。空冷で間に合わない高クロック動作時には水冷によるさらなる冷却が可能で、オーバークロックユーザー向けの製品だ。シリーズにはPC2-6400のCL3、同CL4の低レイテンシタイプ、PC2-9200(1,150MHz)の高クロックタイプがあり、今回追加されたOCZ DDR2 PC2-9600は、高クロックタイプで従来製品を上回る動作クロックを実現する。

モジュールの左右エンドに水冷用のコネクタを装備

OCZ DDR2 PC2-9600 Flex XLC Editionは、1GB×2枚で計2GBのデュアルチャネルキットとして販売される。仕様は、動作クロック1,200MHz、アクセスタイミングが5-5-5-18。動作電圧は定格で2.35Vだが、「OCZ EVP(Extended Voltage Protection)」対象品で、2.4V動作時でも同社の永久保証を受けることができる。なお、JEDECのSPDに加えて、EPP(Enhanced Performance Profiles)プロファイルもサポートしている。