コレガは、HDMIセレクタ「CG-HDS01-2」「CG-HDS01-4」を発表した。発売は4月29日を予定しており、価格は、CG-HDS01-2が2万6040円、CG-HDS01-4が3万1290円。

コストパフォーマンスの高いHDMIセレクタ。CG-HDS01-2/4(写真は4台切り替えタイプのCG-HDS01-4)

CG-HDS01-2/4は、480i(D1)、480p(D2)、1,080i(D3)、720p(D4)、1,080p(D5)信号に対応した低価格なHDMIセレクタ。CG-HDS01-2は、2台のHDMI機器を切り替えるタイプで、CG-HDS01-4は、4台のHDMI機器を切り替えるタイプ。HDMI機器の切り替えは、付属のリモコン、本体の両方から可能となっている。

HDMI 1.2aに正式に対応しており、その認証も受けている。もちろんHDCPにも対応。HDMI CEC(Consumer Electronics Control)機能にも対応しており、CG-HDS01-2/4を通した環境でも、松下電器産業のビエラリンクなどを使用することが可能だ。

CG-HDS01-2/4では、電源にACアダプタを使用する。HDMIケーブルから電源を採るセレクタも存在するが、CG-HDS01-2/4では、単なる信号の切り替えだけでなく、映像信号安定回路を動かすため、このような仕様となっているとのことだ。映像信号安定回路は、RGBの各信号とクロック信号とを補償するもの。これにより、長いケーブルを使用した場合、ノイズレベルの高い環境で使用した場合、あるいはPCのビデオカードのDVIからコンバートした場合などで、画面にちらつきが発生するといった際に、それを抑えられる可能性がある。

筐体にはアルミを採用、端子部分には金めっきを採用するなど、信号の減衰やノイズの影響を防ぐ構造を採用。なお、どちらのモデルにも、1.8mのHDMIケーブルが2本付属する。