タカラトミーは17日、インタラクティブPCトイ「リカちゃんテレビでんわ」を発表した。発売は19日からで、全国有名百貨店、玩具専門店、量販店等で取り扱われる予定。価格は7,875円。

「リカちゃんテレビでんわ」は、付属のソフトをPCにインストールし、電話機型の本体をPCにUSBケーブルで接続。モニター上にあらわれる「リカちゃん」と、テレビ電話の感覚でお話遊びができるというインタラクティブなPCトイだ。

リカちゃんテレビでんわ(写真のPCは別売)
(c)1967 2007 TOMY (c)デジター

音声認識により、話し手が返答した内容に応じたアクションを返し、その際、あらかじめ登録した名前で呼びかけてくれるという。また、こちらから電話をかけるだけでなく、「リカちゃん」から電話がかかってきたり、親子でメッセージのやりとりをし、コミュニケーションを図れる伝言メモ機能(留守番電話)等もついている。

付属ソフトには、全部で250分以上、200本以上のシナリオからなる「リカちゃん」のボイスファイルや、特定の日のみ発生する季節の会話、連続性のある会話も収録されているという。

同社では、「1968年(リカちゃん発売の翌年)より、電話をかけると『リカちゃん』がお話を聞かせてくれる『リカちゃん電話』のサービスを提供してきたが、今回、一般のご家庭でも広く普及し、身近になったパソコンを活用することにより、よりインタラクティブな形で"リカちゃんともっとお話したい!"という子どもたちの夢が実現することになった」とコメントしている。