東芝は、大口径harman/kardonスピーカー内蔵のAVノートPC「Qosmio F30 F30/83C」を発表した。地上デジタルTVチューナーを搭載、独自開発のAV統合ソフト「Qosmio AV Center」により番組延長録画やメール録画予約を行える他、録画データをCPRM(記録メディア用著作権保護技術)対応のDVD-RAMにムーブできる。OSとしてWindows Home Premiumを搭載し、Office Personal 2007、OneNote 2007をプリインストール済みとなっている。価格は19万円台半ばで、4月20日より発売する。

「Qosmio F30」

主なスペックは、CPUとしてCeleron M 440(1.86GHz)、メモリ容量1GB(最大2GB、デュアルチャネル対応PC2-5300)、15.4型ワイド(WXGA / 1,280×800)および490cd/m2のClear SuperView液晶、グラフィックチップとしてNVIDIA GeForce Go 7300、容量120GBのHDD、光学ドライブとして2層書き込み対応DVDスーパマルチドライブとなっている。チップセットとしてはモバイルIntel 945PM Expressを搭載している。

LAN機能としては10Base-T / 100Base-TX、無線LANとしてはIEEE802.11b/g準拠(Wi-Fi準拠、WPA対応、128bit WEP対応)を搭載。インタフェースはUSB 2.0×4、D映像出力端子×1、i.LINK(IEEE1394、4ピン)×1、Sビデオ出力×1、光デジタルオーディオ(S/PDIF)、15ピン ミニD-sub×1などを備える。アンテナ入力(小型同軸コネクタ)×1を搭載し、オプションの「地上デジタル放送受信専用室内用アンテナDUA-100」を利用できる。

またSD /SDHC / x-D / マルチメディアカード /メモリースティック、メモリースティックPROに対応したブリッジメディアスロット×1、CardBus対応PCカード(TYPE II)スロット×1となっている。

そのほかセキュリティ機能としてパワーオンパスワード、HDDパスワード、インスタントセキュリティ、セキュリティロック・スロットを採用。

バッテリ持続時間は約2.2時間で、重量は約4.0Kg(標準バッテリパック装着時)。サイズは約379(幅)×290.4(奥行)×46~52.1(高さ)mm。