セイコーインスツルは5月末、ISSEY MIYAKEプロデュースの時計で新シリーズとなる「OVO」から3製品を発売する。デザインは、2004年毎日デザイン賞、2006年にはグッドデザイン賞金賞を受賞したプロダクトデザイナーの山中俊治氏が担当している。

同社では、ISSEY MIYAKEプロデュースの時計を「INSETTO」、「VAKIO」、「TO」、「TWELVE」、「TRAPEZOID」の5シリーズで展開しており、OVOは6シリーズ目にあたる。山中氏は初代シリーズINSETTOのデザインを担当しており、日本の工業デザイン界を代表する存在となっている。

そんな山中氏が今回手がけた「OVO」は、ポルトガル語で"卵"の意味を持つ。ケースデザインには、その名の通り卵を連想させるような球体を採用した。球体のフォルムは、機能的な面でも外圧に強いというメリットがある。

左からSILAR001、SILAR002、SILAR003。3種類共に精度は±20秒/月、電池寿命は約3年、10気圧の強化防水機能を備えている

同製品は現在、スイス・バーゼル市で開催されている世界最大級の時計宝飾見本市「バーゼルワールド2007」(12日~19日)に出品されている。

モデル ケース/バンド素材 ダイヤルカラー 価格
SILAR001 SS/ウレタン(黒) 夜光ダイヤル 35,700円
SILAR002 SS/ウレタン(黒) ミネラルガラス 35,700円
SILAR003 SS SS+NB(IP処理/ウレタン黒) ミネラルガラス 37,800円