ソニーは10日、ビジネス向けモバイルノートPC「VAIO Type G」の32GBフラッシュメモリモデルを発売した。VAIOオーナーメードモデル「VGN-G1ABNS」の購入時のみ選択可能で、HDDの代わりにフラッシュメモリが搭載される。
VAIO Type Gは12.1型液晶を搭載し、薄型軽量、スタミナ、タフなボディを実現したビジネス向けB5モバイルノート。32GBフラッシュメモリでは、容量ではHDDに及ばないものの、起動の高速化や耐衝撃性の向上、さらなるバッテリー駆動時間の延長や軽量化が可能となる。具体的には、質量がHDD搭載モデルの約898gに対しフラッシュメモリ搭載モデルは約859gとなり、約39g軽くなる。また、バッテリー駆動時間はHDDモデルと比べて約30分長くなり、標準バッテリーパック(L)で約12時間、軽量バッテリーパック(S)で約6時間となっている。
なお、他を同一構成とした場合、100GB HDD搭載時との価格差は4万1,000円、40GB HDD搭載時との価格差は6万5,000円。