米Intelは4月9日(現地時間)、デスクトップ向けクアッドコア・プロセッサ「Intel Core 2 Extreme processor QX6800」をリリースした。

動作クロック2.66GHzのQX6700に対して、QX6800は2.93GHzとなっている。65nmプロセスで製造され、8MBの2次キャッシュを搭載。FSBは1066MHzだ。

発表の中でIntelは、Crytekの「Crysis」、Gas Powered Gamesの「Supreme Commander」、Flagshipの「Hellgate London」など、マルチプロセッサ/ マルチスレッドの特長を生かしたゲームの増加を指摘。今月の後半にはMicrosoftが「Flight Simulator」のマルチコア対応を改善したService Pack 1をリリースする。またゲームだけではなく、メディア処理においてもAdobe、Cakewalk、DivX、Sony Creative Softwareなどのアプリケーションがクアッドコアに対応している。Intelによると、QX6800はビデオ・エンコーディングの処理速度で、デュアルコアのIntel Core 2 Extreme dual-core processor X6800を最大65%上回るという。