シグマおよびタムロンは、ソニー用およびペンタックス用レンズの発売日が決定したと発表した。
シグマ 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
「18-50mm F2.8 EX DC MACRO」はデジタル専用に設計され、ソニーα100で使用する際には35mm判換算で27~75mm相当の焦点距離になる大口径標準ズームレンズ。ニコン・キヤノン用などはすでに発売されており、高い評価を得ている。レンズ構成は、特殊低分散ガラスと異常低分散ガラスを含む13群15枚。絞り羽枚数は7枚。最小絞りはF22。フィルター径はφ72mm。最短撮影距離は20cm。最大撮影倍率1:3となる。
スーパーマルチレイヤーコートを採用し、フレアやゴーストを軽減した。フォーカス時にフロント部が回転しないインナーフォーカスを採用。グラスモールド非球面レンズ、ハイブリット非球面レンズを採用し、軽量・小型化を可能にした。サイズはφ79×85.8mm、重量は450g。花形フードとケースが付属する。
ソニーαマウント用「18-50mm F2.8 EX DC MACRO」。発売日は2007年4月19日。価格は、60,000円(税別)。
シグマ 28-70mm F2.8-4 DG
「28-70mm F2.8-4 DG」は、35mm判フルサイズにも対応する小型軽量のズームレンズ。非常にコンパクトで、重さは225gしかない。ペンタックスのデジタルカメラK10D/K100Dに装着した際は、35mm判換算で42~105mm相当の焦点距離になる。レンズ構成は、非球面レンズを含む8群11枚。絞り羽枚数は8枚で最小絞りはF22。フィルター径はφ58mm。最短撮影距離は50cm。最大撮影倍率1:6.5となる。
非球面レンズの採用により、ディストーションを補正。望遠側では十分に深く、広角側ではケラレを防ぐズームフードを採用。各ズーム域で効果的に遮光し、ゴースト・フレアの発生を防ぐ。本体サイズはφ67.5×62.5mm。ズームフードが付属する。ペンタックスKマウント用「28-70mm F2.8-4 DG」。発売日は2007年4月19日。価格は、37,000円(税別)。
シグマ APO 500mm F4.5 EX DG
「APO 500mm F4.5 EX DG」は、35mm判フルサイズに対応する超望遠レンズ。レンズ構成は、特殊低分散ガラス2枚を含む8群11枚。絞り羽枚数は9枚。最小絞りはF32。フィルター径はφ46mm(リアフィルター)。最短撮影距離は400cm。最大撮影倍率1:7.7となる。超音波モーターは内蔵していない。
フレアやゴーストを軽減するスーパーマルチレイヤーコートや、フォーカス時にフロント部が回転しないインナーフォーカスを採用した。別売りのアポテレコンバーターの装着が可能でマニュアルフォーカスの超望遠レンズとして使用できる。本体サイズはφ123×350mm、重量は3150g。組み込み式の三脚座を備える。ソニーαマウント用およびペンタックスKマウント用「APO 500mm F4.5 EX DG」。発売日は2007年4月19日。価格は、550,000円(税別)。
タムロン AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro
「AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro」は、ズーム比13.9倍を実現し、35mm判換算で28~388mm相当になるデジタル専用ズームレンズ。レンズ構成は、異常低分散レンズと非球面レンズを含む13群16枚。絞り羽枚数は7枚。最小絞りはF22。フィルター径はφ62mm。最短撮影距離はズーム全域で0.45m。最大撮影倍率1:3.5(250mm時:最短撮影距離0.45m)となる。
ミラーボックス内の撮像素子の内面反射を抑えるマルチコートや、フレアやゴーストを抑えるインターナル・サーフェイス・コーティング、フォーカス時にフロント部が回転しないインナーフォーカスを採用した。自重落下を防止するズームロック機構を搭載する。マウントは金属製。本体サイズはφ74.4×84.3mm、重量は430g。花形フードが付属する。
ソニーαマウント用「AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro」。発売日は2007年4月13日。価格は、71,429円(税別)。