2日、松下電器産業は、地上/BS/CS 110°デジタルハイビジョン液晶テレビVIERA LX70シリーズの新ラインナップとして、26V型の「TH-26LX70」と32V型の「TH-32LX70」を追加することを発表した。発売は4月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、TH-26LX70が17万円前後、TH-32LX70が20万円前後。

エントリーモデルながら、新パネルの採用など高画質化が計られている「LX70」シリーズ

2日、松下電器産業は、地上/BS/CS 110°デジタルハイビジョン液晶テレビVIERA LX70シリーズの新ラインナップとして、26V型の「TH-26LX70」と32V型の「TH-32LX70」を追加することを発表した。発売は4月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、TH-26LX70が17万円前後、TH-32LX70が20万円前後。

LX70シリーズは、今年1月にLX75シリーズなどとともに発表されたVIERAの新シリーズ。1月の時点では20V/23V型のみが発表されていた。今回の26V/32V型の登場により、LX70シリーズは、20V型から32V型までの4機種となり、LX60に代わりVIERAシリーズのエントリーモデルとなる。

26/V32V型では、LX75シリーズにも搭載されている「WコントラストAI」を採用。これは、「ダイナミックコントラストエンハンサー」と「インテリジェントバックライトコントローラー」とを組み合わせたもので、フレームごとにリアルタイムにガンマカーブやバックライトの明るさなどの調整を行う機能。これにより、7000:1相当のコントラスト比を実現している(26V型では6000:1)。

また、使用されているパネルも20V/23V型のIPS液晶とは異なり、IPSアルファテクノロジー製の「新IPSα液晶パネル」となった。新IPSα液晶パネルでは、縦横方向だけでなく、ななめ方向での視野角の向上と、色再現範囲の拡大が図られている。色再現範囲は、従来のパネルが不得意だった青方向で大幅に拡大されており、HDTV規格(ITU-R BT.709)の範囲をほぼカバーしている。

入力端子は、1080pに対応したHDMI×2と、D4×1、ビデオ入力×4(S×3)、PC用のD-Sub15ピン×1など。出力端子は、光デジタル音声×1、アナログ音声×1、ヘッドフォン出力×1などとなっている。

もちろん、VIERA Linkにも対応。SDメモリーカードスロットも装備される(SDHC対応)。

TH-32LX70 TH-26LX70
消費電力 126W 93W
待機時消費電力 0.1W
スピーカー 6×12cmフルレンジ×2(竹振動板)
音声実用最大出力 20W
サイズ(スタンド含む) 791(W)×615(H)×248(D)mm 657(W)×525(H)×216(D)mm
質量(スタンド含む) 約18kg 約14kg